司法書士の登録と欠格事由
司法書士になるには、年一回の司法書士試験に合格するか、実務経験10年以上で法務大臣の認可を受ける必要があります。
しかし、上記のような資格を持っていたとしても、司法書士法5条の規定に該当する場合、欠格事由として各司法書士会への登録が拒否され活動することができません。
具体的には、
1．禁錮以上の刑に処せられた者
2．未成年者、成年被後見人又は被保佐人
3．破産者
4．公務員で懲戒免職の処分を受けた者
5．業務禁止の処分を受けた者
6．他の士業で懲戒処分により登録抹消もしくは業務禁止の処分を受けた者
が挙げられます。
これらの事由が発生したあとでも、法に定められた必要な期間が経過すれば、欠格事由は消滅し通常の資格保有者として各司法書士会に登録し活動できるようになります。
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